
入れ歯のバネを
かけている
歯が
グラグラする患者様へ
歯の動揺は早めの対処が重要です
「入れ歯のバネをかけている歯が揺れてきた」「噛むと痛い・腫れる」「歯みがきのときに血が出る」――このような症状はありませんか?
部分入れ歯は、バネをかけた歯(支台歯)に負担が集中しやすく、グラつきのご相談が非常に多い治療です。
放置すると、支えとなる歯がダメになり、入れ歯が不安定になる・抜歯が必要になる・治療選択肢が限られるなどの問題につながるため、早期の対処が大切です。
ここでは、バネをかけた歯がグラつく原因と、その解決方法をわかりやすく説明します。
こんなお悩みはありませんか?
入れ歯のバネをかけている歯が揺れる
噛むと痛い/歯ぐきが腫れる
歯みがきで出血する
入れ歯が沈む・動く・外れやすい
このまま使い続けてよいか不安
なぜバネをかけた歯が
グラグラするのか
原因は「炎症」と「力」に集約されます
バネの力が
「過重負担」をかけている部分入れ歯は、残っている歯にバネをかけて支えています。しかし、入れ歯が沈み込むと、バネの歯が横方向・引き上げ方向に引っ張られ、入れ歯の動きがそのまま歯に伝わります。
結果として、一本の歯が常に大きな力を背負う状態になり、負担が続くことで歯を支える骨が少しずつ吸収され、歯が揺れ始めることがあります。
炎症(歯周病)が進行しやすい
バネの周囲は、歯とバネの隙間・清掃が届きにくい凹凸・歯ぐきがこすれやすい部位など、プラーク(汚れ)や細菌が溜まりやすい構造です。
炎症が続くと歯を支える骨が吸収され、歯が揺れる現象が起こります。
動揺が進みやすい条件
力の要因が重なる
入れ歯の沈み込みや噛み合わせのズレ、歯ぎしり・食いしばりなどの力が重なると、支台歯には多方向から負担がかかります。これらの力が繰り返し加わることで、歯や歯周組織へのダメージが蓄積し、動揺が急速に悪化することがあります。
特に入れ歯が不安定な状態では、噛むたびに揺れや沈み込みが生じ、支台歯への負担が大きくなります。さらに噛み合わせのズレや無意識の歯ぎしり・食いしばりが加わることで、動揺が進行しやすくなるため、力のコントロールや噛み合わせの調整が重要です。炎症と力が同時に起きる
歯周病によって弱くなった骨に、噛み合わせのズレや歯ぎしり・食いしばりなどの強い力が加わると、骨へのダメージが大きくなります。その結果、骨の吸収が加速し、動揺が一気に進行することがあります。
炎症による骨の減少と、過剰な力による負担が同時に起こることで、歯を支える力が急激に低下し、短期間のうちに抜歯が必要な状態まで進行してしまうケースもあるため、早期の対応が重要です。
バネの歯を守るために重要なこと
バネをかけた歯を少しでも長く保つためには、「炎症を抑えること」と「過重負担を減らすこと」の両方が不可欠です。
清掃(プラークコントロール)を強化
バネの周囲は汚れが溜まりやすく、通常の歯みがきだけでは不十分なことが多いです。当院では、患者様の状態に合わせて清掃性を高めるためのサポートを行います。
歯科衛生士による専門的クリーニング
バネ周囲のカスタムブラッシング指導
必要に応じたバネ形状・設計の見直し
過重負担を軽減する
入れ歯の沈み込みや噛み合わせを調整し、支台歯にかかる負担を最小限にします。ただし、沈み込みやすい構造が原因の場合、調整だけでは限界があるケースもあります。
その場合、支台歯を守る治療として、インプラントを併用した治療(オーバーデンチャー)が有効となることがあります。
インプラントで支台歯を
守るという選択
自分の歯を守るための治療
入れ歯が沈みにくくなる
インプラントは「骨で支える人工の歯根」です。適切な位置にインプラントによる支えを追加することで、噛む力が歯ぐきだけでなく骨へ分散して伝わりやすくなります。
その結果、入れ歯使用時に起こりやすい沈み込みや揺れが抑えられ、歯ぐきに集中していた圧力が軽減される場合があります。入れ歯の安定性が高まることで、噛みやすさや違和感の軽減にもつながります。バネが不要、または最小限に
インプラントが入れ歯の支えとなることで、これまでバネに頼っていた部分の負担を軽減できる場合があります。噛む力がインプラントにも分散されることで、支台歯に集中していた力が和らぎ、これ以上歯を痛めにくくなることが期待されます。
その結果、バネの使用を不要にしたり、最小限に抑えたりできるケースもあり、見た目の違和感やストレスが軽減されることにもつながります。
噛む力を分散できる
これまで一部の歯に過重な負担が集中していた状態から、噛む力を分散できるようになることで、支台歯への負担が軽減される場合があります。その結果、歯や歯周組織にかかるストレスが和らぎ、動揺が進みにくくなる可能性があります。
ただし、効果の感じ方や改善の程度はお口の状態や治療計画によって異なるため、事前の診査・診断が重要です。炎症リスクへの配慮
入れ歯や補綴物の設計を見直し、清掃性を高める工夫と組み合わせることで、プラークがたまりにくい環境を整えやすくなります。その結果、炎症の原因となる細菌の増殖を抑えやすくなり、歯周病が悪化するリスクを下げる方向での管理が可能となる場合があります。
日常のセルフケアに加え、定期的なメンテナンスを行うことで、より安定した状態の維持につながります。
バネをかけている歯がグラグラする…そのままにしないでください
支台歯の動揺は、入れ歯治療で最も深刻なサインのひとつです。最初は軽い違和感でも、歯を支える骨がダメージを受けはじめている可能性があり、そのまま使い続けると症状が急速に悪化するケースも見られます。
放置すると起こり得ること
支台歯の抜歯が必要になる
横揺れの力や過度な噛む力に加え、歯周病などの炎症が重なることで、歯を支える骨や歯周組織が耐えきれなくなることがあります。その結果、支台歯としての機能を保てなくなり、安定性を失ってしまいます。
このような状態が進行すると、保存が難しくなり、最終的に抜歯を選択せざるを得ない状況に至る場合もあるため、早い段階での対策や管理が重要です。入れ歯の大幅な作り直し
支台歯を失ってしまうと、現在使用している入れ歯が合わなくなり、そのまま使い続けることが難しくなる場合があります。噛み合わせや安定性が崩れることで、違和感や噛みにくさが生じやすくなります。
その結果、より大きな入れ歯への作り直しや、新たにバネを追加する必要が生じることもあり、お口全体への負担が増える可能性があります。将来的にインプラント治療が
不利になる歯を失ったままの状態が続き、骨の吸収が進むほど、将来的にインプラント治療を行う際の条件が厳しくなることがあります。骨の量が不足すると、骨造成(GBR)などの追加処置が必要になる場合があります。
その結果、治療期間が長くなったり、費用面での負担が増える可能性があります。また、骨の状態によっては、インプラントを希望しても治療自体が難しくなるケースもあるため、早期の判断と計画が重要です。
Save Abutment Teeth 揺れ始めた今が、
対処のタイミングです
バネをかけている歯が揺れる原因は、多くの場合「炎症」と「過重負担」が重なって起こります。
にいみ歯科・矯正歯科では、患者様の状態を丁寧に確認し、支台歯を守るための治療計画をご提案します。まずは一度ご相談ください。
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